むし歯

歯が痛い
歯が黒ずんでいる
食べ物や飲み物がしみる
初期のむし歯であれば経過観察で済むこともありますが、進行してしまうと歯を削っての治療が必要になります。治療期間や治療費を抑えるためにも、できるだけ早めに治療を始めましょう。歯は削る量・回数が多くなるほどもろくなっていきます。むし歯を再発させないためにも、むし歯の原因を突き止めて改善するアプローチを行います。
初期のむし歯であれば経過観察で済むこともありますが、進行してしまうと歯を削っての治療が必要になります。治療期間や治療費を抑えるためにも、できるだけ早めに治療を始めましょう。歯は削る量・回数が多くなるほどもろくなっていきます。むし歯を再発させないためにも、むし歯の原因を突き止めて改善するアプローチを行います。
歯内療法(根管治療)とは、歯の根っこの治療のことです。むし歯が重症化すると、歯の根っこまで感染が広がって炎症が起こり、強い痛みが出るようになります。歯内療法では、感染した根っこを取り除き、管の中を殺菌し、薬剤を詰めて密閉することで無菌に近い状態にします。この治療によって、抜歯せずに歯を残せる場合もあります。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨が炎症を起こす病気です。悪化すると顎の骨が細菌に溶かされ、歯が抜け落ちることになります。治療には定期検診・クリーニング、毎日の丁寧な歯磨きが欠かせません。誤嚥性肺炎や糖尿病などの要因にもなりますので、気になる症状がありましたらお早めにご相談ください。
歯周内科学は、21世紀に入ってから始まった「薬で歯周病を治す治療」です。
一般的な歯周病治療では歯磨き指導と歯石の除去が中心となりますが、当院では歯周内科学をもとに、患者さんお一人おひとりの歯周病の原因菌を特定し、その原因菌を除去する薬剤やカビ取り薬などを使って治療いたします。
具体的には、位相差顕微鏡を使って歯周病を引き起こしている菌を特定し、その菌の除去に適した内服薬などを処方します。歯ブラシにつけるシロップ状のカビ取り薬を使うこともあります。
歯を失ったままにしていると、歯を失った歯ぐきに向かってまわりの歯が動いていき、かみ合っていた歯も伸びていくため、かみ合わせのバランスが悪くなります。当院では患者さんのご希望をじっくりとうかがい、お口にぴったりと合う義歯を製作いたします。他院で製作した義歯の調整も承りますので、お気軽にご相談ください。
かみ合わせを調整すると、左右バランスよく噛めるようになり、ひいては身体全体のバランスを整える効果も期待できます。
当院では、治療前に患者さんの姿勢も拝見しながら、かみ合わせが悪い箇所を見つけ出していきます。治療費用はできるだけ医療保険でカバーできるように心がけるとともに、今お使いの入れ歯の調整も行います。
入れ歯が噛みづらい、使いづらいと感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
お口の健康をいつまでも維持していくためには「ご家庭でのケア」と「歯科医院でのケア」の2つが欠かせません。ご自宅での適切なブラッシングで原因菌の増殖を抑え、定期的な検診でお口の状態を知り、プロのクリーニングで歯垢を残さず落とすことが大切です。予防を通して、歯科医院とは「歯の治療に行くところ」から、「むし歯や歯周病にならないために行くところ」へと意識を変えていただけるように、努めてまいります。
歯科口腔外科では、歯や歯ぐきだけでなく、顎・舌・口腔粘膜などお口にまつわるさまざまな症状を診療いたします。「口の中に違和感がある」「親知らずが気になる」「顎が開きにくい」「口の中にできものがある」「口をケガした」など、お口に関するお悩みがありましたらご相談ください。
院長は大学病院の口腔外科出身で、複雑な親知らずの抜歯もこれまで数多く行っており、学会での発表も多数行っております。親知らずなどの抜歯、顎関節の痛みや違和感、口内炎などのできもの治療、歯ぎしりなど、患者さんお一人おひとりに合わせた治療計画を提案します。
また、近年増えつつある口腔ガンの対策として、当院では口腔内蛍光観察装置の一つである「IllumiScan(イルミスキャン)」を導入しております。このシステムでは、口腔内蛍光観察装置で患者さんのお口の中に青色光を照射して撮影し、その光を観察して、がんがあるかどうかを判別します。直接お口に触れることなく手軽に行える口腔ガンのスクリーニングとして、注目されている検査です。期間限定で無料検査を行っておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
美しい口元は表情を明るく見せて、笑顔にますますの自信を持たせてくれます。当院では見た目の美しさだけでなく、「噛む」「話す」などの機能も重視し、ナチュラルで健康的な口元をめざす治療を行っています。歯の隙間が気になる、金属の詰め物を白く目立ちにくい素材にしたいなど、さまざまなご相談に応じます。
歯の黄ばみは、加齢や遺伝、食生活などの影響で起こります。ホワイトニングでは歯を削ることなく、専用の薬剤を使って歯を白く整えます。当院ではライフスタイルなどに合わせて院内で行う「オフィスホワイトニング」と、マウスピースを使ってご自宅で行う「ホームホワイトニング」からお選びいただけます。
*むし歯・歯周病などがある場合は、治療を終えた後、ホワイトニングを行います。
*一時的に知覚過敏が起こることがあります。
各種マウスピースを製作しております。
スポーツ時に装着することで、ケガの予防、集中力やパフォーマンスの向上が期待できます。患者さんお一人おひとりに合わせた完全オーダーメイドのため、市販品よりもぴったりとお口にフィットします。
睡眠時に装着することで、舌が引き上げられて気道が広がり、いびきが緩和されます。
*保険適用で製作を希望される場合は、耳鼻咽喉科・医科からの紹介状をお持ちください。紹介状がない場合は自由診療となります。
寝ている間や日中に装着することで、顎関節にかかる負担を軽減することができます。
私たちはものを食べる時には、脳にある摂食中枢と嚥下中枢からの指令で口や喉を動かし、身体の外から口の中へ食べ物や水分を取り込んで、胃へ送り込みます。これが「摂食嚥下」の運動です。
この摂食嚥下の運動がうまくいかなくなるのが、「摂食嚥下障害」です。摂食嚥下障害を起こすと、食物を飲み込もうとしても気管へ入ってむせる、食道へ入らずに喉に残ってしまう、といった症状が起こります。こうした誤嚥(ごえん)の症状は、加齢だけでなく、脳卒中やパーキンソン病などの神経や筋肉の病気、あるいは舌・咽頭・喉頭がんなどによっても起こります。
摂食嚥下リハビリテーションでは、患者さんが安心して楽しく毎日の生活を送れるように、お口からの栄養摂取の方法を確立することをめざします。
当院では、加齢や病気、障がいなどで通院が困難な患者さんのために、ご自宅や施設への訪問診療を行っています。専用のポータブル機器を持参し、医院と同レベルの治療や検査、レントゲン撮影はもちろん、お口のケアや摂食嚥下リハビリテーションも行っています。ご家族だけでなく、ヘルパーやケアマネジャーの方も同席できます。くわしくはお問い合わせください。
*訪問診療は当院から半径16km圏内の範囲を対象に行っております